絵とか、文字とか、写真とか・・。その日の内容と気力に合わせて変化します。


2004.7.3


お友達のパーさん(ワンコデス)が15歳になりました。
おたんじょうびおめでっと−!
(「で」と「と」の間に「っ」が入るのが、相方さま流「おめでとう」)
2004.7.15

またまたかわいいお客様とそのお友達が お泊りに来ていたのですが、


4月に一度ぱらぱらっと降ったことはあったのですが、
ほんとにゴマでも撒いたみたいにぱらぱらでして、
今回が本格的な雨、1年ぶりとあいなりました。


去年は沢山雨が降ったので(3月から数えて約6回)、すっかりそういうものだと
思っていた私ですが、待てども待てども待てども待てども待てども雨が降らず。
ついには、雨が降って家の裏にワディーができる夢をみて寝ながらニヤニヤしちゃったり、
エアコンの音が雨の音に聞こえて、ワクワクして夜中に目を覚ましたりと、
雨欲求不満状態ピークもピーク。
雲がでるたびにドキドキしては裏切られ(?)、いかに去年がラッキーだったのか思い知り
真っ青な空を見上げては「ああっまた快晴か・・」とうらめしーく思う日々をすごしていた
そんなときにこの大雨。

大雨ではありましたが、30分ほどだったので、残念ながらワディーができるほどでは
ありませんでした。でも雨の中走り回り、赤い砂は色濃くなり、
湿った砂に体をこすり付けて大喜びのらくだちんたち(これについてはまた後日)を見ては楽しみ、
硬くなった砂丘で砂すべりをして遊び、雨の恵みをたっぷりと満喫いたしました。

数日後。
またまた遠くの雲がどよよーんと黒くなって雷がなりはじめ、
遠くから砂嵐がどんどん近づいてくるのが見えるじゃぁないですか。
期待に、ない胸これでもかとふくらませ、砂嵐の来るのを待っていたのですが、
な、なんと、進路がずれて違う方向へ〜。雨も遠くから風にのって流れてきたのか、
「おっ耳にひとつぶ入った(相方さま)」とか、
「おっ足の親指にひとつぶ乗った(はなもも)」とかそんな程度。
「ああああっ〜あんな方で雨が降ってるよー」とカンカン照りのお天気の下
見えるところで雨が降っているのを指をくわえて見ていました。と、相方さま
鳴かぬなら鳴かしてみせようほととぎすならず、
降らぬなら、降ってるところへ行こうよ雨ラララと、
バイクのエンジンをかけ、ぼーっと遠くの空を見ていた私を急かし
エアコン整備に来てくれていた人を放って2人で雨に向かってもうダッシュ。

家を出たところで砂嵐の襲来に出会い、それが過ぎるのを木の陰で待ったあと
雨に向かって砂漠の奥へと入っていきました。
間もなくして雨に到着。砂もほどよく固まっているし、雨も降って涼しいし、
さいこーとか叫びながら砂丘をひとつ越えると、なんとそこには先客(鹿さん)が。
びっくりした鹿さん、ものすごい速さで逃げていく。
で、鹿さんをみると自制のきかなくなる相方さん、ものすごい勢いで追いかけていく。
おいつくわけないっつうのに、砂漠で、バイクで60キロって。
あまりに勢いがついていたので、バイクに乗りながら小山でジャンプしちゃいました。
もうアクロバットです。

で、我に返り、また雨に向かって走っていくことに。
するとなにやら砂漠の上を歩いているものを発見。
じゃーん木に隠れてる(つもりの)大(中?)とかげ。


私はお初だったので大興奮。

暑い日が続くようになり、さすがにムシャーケルたちにもそうそう会えず
家のなかにこもる時間が多くなると、なにか、こう、たまってくるわけです。
さすがにこの日はそのなにかも、かなりたまって爆発しそうだったのですが、
仕事から帰ってきた相方さま私の様子を見て「どうしたの?なにかあったの?」と聞くので
「モヤモヤが・・」
「モヤモヤ???」
(やっぱりこういう細かい心情を表現するには母国語が一番ナノデス。)
「(モヤモヤとはなんぞやを説明したあと)じゃぁ、今日は街に出て
ショッピングセンターでも行くか(夏はそれくらいしか行くところがないのが不憫なところ)」
ということになったのですが、この雨のおかげですっかり気分転換。
バイクに乗りながら「どぉ?モヤモヤは〜」と相方さま。
帰ってきても「モヤモヤはなくなった?」
次の日も「モヤモヤはまだなさそう?」

なんだかとてもお気に入りのようです。モヤモヤ。



<おまけ>
1.砂嵐が通過中

2.鮮やかな色に変わった砂漠。ちなみに普段の色はこちら。

3.硬くなって歩いても崩れない砂丘と足跡。

3.日本に帰っても、いつまでもこの風景を忘れないでねー