絵とか、文字とか、写真とか・・。その日の内容と気力に合わせて変化します。


2006.1.5


2006年、明けました〜。
年越しそばと、初日の出参拝が我が家の年末年始行事でした。
年明けからがんがん冷えて寒い、寒い。先日は冷え込んで早朝8度。


そんな中、実家からもってきた朝顔の種、
1月1日元旦ついに花が咲きました〜♪
(それっきりで続かないケド・・)

年を越してしまうとなんだかえらい時が経ってしまったように思え、
そういう理由(イイワケ)で、 更新意欲はぐっとさがり妹家族来訪シリーズ
やる気のなさが見え隠れするぱーと4。
今回は今まで以上に身内向けです。だいちゃん、見てるー?

我が家のかわいこちゃんガゼルのサーメル、育った環境が環境の故、本来野生である
はずのガゼルらしからず、頭をなでてもらったり耳元をなでてもらったりが大好き。

とくに耳をちゅっちゅっとキスされると、溶けんばかりの顔をします。
ここ最近は寒くなり、寝室で一緒に寝るときは、私に(が?)寄り添い
ほかほかガゼルホッカイロ。朝までぬくぬく一緒に寝ます。
ーここまで聞くと、わんこ同様に思えてかわいいのですが、ここでひとつ問題が。

人馴れにむちゃくちゃ時間がかかるのです。
初対面の人には警戒心まるだし。殊にこどもは興味はあるのに大のにがて。
こどもに「さーめる〜っ」などとダッシュで近寄られると、「ひょえーっ」となさけないかな
そそくさと逃げていきます。
サーメルに早く近づくに一番近い道は、そ知らぬ顔をして静かに座っていること。
なんですが、幼い子供にそんなことができるはずもなく。特にじっと座って待つなんて
とてもできない相方さま甥っ子5人集団は大大大のにがて。
いままで初対面でサーメルから近づいていった子供はひとりとしていません。

1名を除いて。

どーいうわけか、先日日本から遊びに来た私の甥っ子(2歳)に
なにか特別なものでも感じるのか、サーメルは興味しんしん。


これが初対面。
いきなりサーメルが近づいて、相方さまも私もちょっとびっくり。

その後、すごく密接に近寄るわけでもないのに
お互いが、とても気になるこのふたり。
「なんだ?こいつ」とさぐりあいです。

   
そ知らぬふりをする甥っ子を横目でちらりのサーメルと、
そ知らぬふりをするサーメルを横目でちらりの甥っ子

探りあいながら徐々に近づいていくこのふたり。
甥っ子が歩く、その後ろをサーメルが歩く・・。
   

甥っ子が走り回って遊ぶ、サーメルはつかず離れずの場所で遊ぶ・・。

朝庭にでてくるサーメルをみつけると、かならずドアを開け
「サーメル、まってってね」(何を待つのか謎ですが)と声をかける甥っ子。
あるときは、サーメルが寝室の自分の布団に移動すると
甥っ子おもむろにおもちゃをもって追って寝室へ。微妙な距離で
サーメルの目の前で遊んでみせます。

しばらくして、甥っ子おもちゃで自分の世界に入っていると思いきや、
サーメルが私たちのベットに近寄る姿をみると
だかだかっと走ってきて「サーメル、ベッドはダメ!」(何がだめだか謎ですが)
これにはサーメルびっくり。でもパニックになるわけでもなく、
「なんだよ、なんなんだよっえらそうにー」とそそくさ相方さまに文句を言いにいきました。

甥っ子に理不尽に叱られたサーメル、その後しばらく甥っ子の姿を
相方さまの後ろから見ていたのですが、

おもちゃで遊んでいる甥っ子にやっぱり興味しんしん
ソファーでごろごろ遊ぶ甥っ子に近寄って匂いをかいでみたり。

というわけで、うまくいくかな〜とちょっと心配だった
サーメルー甥っ子関係は、大人の心配をよそに
ふたりにしか通じない「言葉」でなんだかうまくやっておりました。

ちなみにサーメルとは違い、少し大きくなってから我が家に来た雌のダマーニ

初対面の人(−というより私たち以外全ての人・・)には
半パニック状態のリアクションをみせたりして
半径5メートルは近寄らないのが常なんですが
なぜかこの甥っ子にはあまり警戒心をもたず。

なんでしょう、2歳の甥っ子にガゼルたち、同類の匂いを感じたんですかね。
実家のでかワンコ「はな」や「もも」、それに甥っ子一方的に子分と
決め込んでいる「あくと」と、赤ちゃんの頃から戯れ鍛えられたこの甥っ子
動物との意思疎通はムツゴローさん並もしくはそれ以上か。幸せな奴だの。


ところで、もうひとつうまくいくかな〜と心配だった、相方さまー甥っ子関係ですが、
この相方さま、子供と遊ぶのが大好き。
子供が大好きというとなんだか「いいひと」ぶりをアピールするようで
ありますが、いいひとかどうかはまったく別で、子供と遊ぶのが心底好き。

到着次の日「いないいないばー」でがっつり甥っ子の心をつかんだ相方さま。

道端でおいかけっこする、ソファーくずしに盛り上がる、
フンころがしで意気投合・・。
はっ、子供が好きというよりも、子供と「遊ぶのが」好きなんだ。
子供がメインじゃなくって「遊ぶ」がメインだったと、今気がついたよ。

見よ、この楽しそうな(相方さまの)顔。

3日もすると、姿が見えなくなる度
「アンクル(uncle=おじさん)シャイシュは?(相方さまの名前、甥っ子にとっては
難しくってこんな発音。)」と探すようになり、
相方さまも目じりが下がりっぱなしでありました。
今度会うのはいつの日か。みんな待っているからね、
また遊びにおいでね。今度は妹か弟が一緒だね。


最後の夜は都会ドバイの、ステキなホテルでみんなで過ごそう!−と
粋なアイデアの提案のみならず
「おねえちゃんたちの結婚祝いと、結婚記念日祝いね」と
粋に資金の提供もしてくれたよくできた妹夫婦。
というわけで、ゴージャスなホテル一泊旅行をみんなで楽しみました。
次回はその様子をさらっと書いて、妹家族来訪シリーズ最終回デス。

2006.1.16

先日は満月でした。





妹家族来訪シリーズ最終回、
みんなでゴージャスリゾートを
楽しんだ最後の一泊。
ホテルでの夜
甥っ子との時間がよほど
楽しかったようでして。



さらっと書いて・・などと前回ふっておきながら、今回もこってりとなりました。
ホテルの名前はジュメイラビーチホテル。
そのホテルでも、普通のホテル部屋ではなく別棟のコテージ。


到着時は普通のホテルフロントから、カートに乗って移動。
部屋ではおいしいジュースが準備され、フルーツボックスは
フルーツわんさかてんこ盛り。
トイレ・ジャグジーバスありの2部屋つき、(温水)プールつき。

到着早々食い散らかされたフルーツボックス。
右はプールが楽しくて出たくなく、でも眠気には勝てず
浮いたまま寝る甥っ子。

ゆったりしたリビングルーム、インターネット使い放題テレビが
なんと各部屋に置かれ、全部で3台っ。
(普段ネットが不自由なので、ここで大興奮のわたくし)。

砂漠でネットなし生活6日間を送っていた
妹オットもかじりつき。

こちらはテレビを真剣に見入るお二人。
甥っ子が相方さまと一緒に「世界情勢最新情報」を入手しているのか、
甥っ子の見る「トムとジェリー」に相方さま心底甥っ子以上にはまっているのか、
真相は、わが相方さまの名誉及びイメージ維持のため、
ここでは伏せておきますが。


アメニティーは全て、ブランドに疎い私でも知ってるジバンシー。
これがまたむちゃくちゃ良い匂い。
こりゃ持って帰らねばっーとおのぼりさん丸出しの私を横目に
相方さま「そんなにいい匂いなら、また買えばいいじゃん」って
近所のスーパーで束売りしてるとでも思っている相方さま。
ー私以上に世間を知らぬ砂漠人です。。

バスルームには何故かアヒルのダックがたくさん。
夜のベットメイキングの跡にはタオルで作ったぞうさんも置かれ、
部屋は中廊下(?)をはさんで離れているので、相手の部屋の音はまったく
聞こえず、子供もたっぷり楽しめます。


目の前の広いプールや魚も泳ぐ透き通った遠浅のビーチは、スウィートルームか
コテージ客しか 入れないプライベートというえらいゴージャスぶり。
そのプールもくつろいでいると お絞りがくるわ、アイスがくるわと至れり尽くせり。
「なんだこんなリゾート地に私たち住んでいたんじゃーん」と
砂漠の民(相方さまならびにわたくし)は感激しきり。気分はすっかりハネムーン。
 
こんなところでも、カンドゥーラ愛着の相方さま。
遠くに見えるは、ホテル本館。


コテージ近くで朝食。目の前にはビーチ。
食べてそのままビーチへGO〜。

私たちの泊まったコテージは、中でも一番新しく
私たちが初めての宿泊客。目の前には世界唯一の7つ星といわれる
「バルジュ・アル・アラブ」というホテルが建ち(このホテル、VIPはヘリコプターで
チェックイン。この日は1台ヘリが到着。すごいっす)、
「目の前にホテルが建っているんじゃ景色はいまひとつね」なんて
とんでもありません。そのホテルが織り成す夜のライトアップも
またエンターテイメント。ぜんぜん景観を損ねません。

テラスから望む、バルジュ・アル・アラブ四変化。
(姿かたちから「ゴキブリ塔」と呼んどりましたが・・すんません
なかなか〜に見ごたえのある建物でした。)
もしまたこんなゴージャスチャンスがあったら
その世界7つ星ホテルよりも、同じコテージの同じ部屋を希望するに
違いないほどにステキなロケーションにステキなお部屋。


こちらはライトアップされたホテル本館。

バルジュ・アル・アラブには予約客しか入れないのですが、
ジュメイラビーチホテル宿泊客は、フロントまでの見学は可能。
本当は時間が決まっているそうですが、夜の散歩がてら
交渉にて入ホテル(?)許可をもらい、話のネタに7星ホテルの
フロントをふらふらと見学しに行きましたですよ。

なにがすごいって、あーた、フロントにあるエスカレーター挟んで
水族館仕立て。クリスマス・ニューイヤーシーズンとあってか
また艶やか、艶やか。外もそうなら、建物の中もエンターテイメント。

リムジンカーはロールスロイスときたもんです。
ついでに中の宝石店を見学。相方さま「これいいね」と
ショーウィンドーのネックレスを見て店内へ。
帰って来るや「値段交渉したらさ、300万円くらいにしてくれるって。
どうする?」・・・どーするって。
「それよりも、あっちのほうがよさそうだから今回はいいザマス」
ーフロント見学で、庶民二人、おおいに楽しんで帰って参りました。

さて、本ホテルのお話に戻りますが
ちなみに、このコテージの裏には「ワイルドワディー」という
ウォーターパークなるものがあります。ホテル宿泊客は
ただで自由に行き来できるのですが、そこにある
「最高時速80キロ以上」と詠っているウォータースライドに
挑戦したいと相方さま。躊躇するワタクシをポツンと置き去りにして
うほうほと出かけていきました。
感想は「空飛ぶかと思ったよ」−だそうです。機会があればぜひ挑戦を。

こうしてさんざ楽しんだあげく、レイトチェックアウトといって交渉したら
普段12時チェックアウトのところ夕方5時まで延長、ビーチでのんびり
だらだらできまして、なんだかできすぎじゃないの〜と、どこかに落とし穴が
あるんじゃないか、最後までどきどきしていた小市民はなももです。

あ、そうだそうだ、そういや落とし穴、ございました。
夕食は二十いくつもあるとかいうホテル敷地内のレストランの中で
海に浮かぶシーフードレストランを選んだんですが、

どーやらなぜか私一人が大当たり。
大当たりってあれですよ、当たっちゃったんですよ、牡蠣さんに(たぶん)。

相方さまと私の選んだ寝室はシングルベット2つだったのですが、
おそらくベットメイキングにきた人は
「片方のベットしか使ってないワ、あら、仲のよろしいことん。」と
思われたにちがいありません。が、ちっがーう。
突然夜中に襲ってきた牡蠣の逆襲(逆流にかけてみたのデスケレド)。
相方さまが甥っ子の夢をみてにやにやしているあいだ、
私はバスルームにこもり、トイレに顔をつっこみ、ベットに戻ろうと動くたびに
胃が踊るもんだから、ふかふかバスマットと、どでかいバスタオルに包まれて
ゴージャスなバスルームの床の上で朝を迎えたのでございますっ。時に
外界脱出を図ろうとする牡蠣と戦うのに体が必死で、呼吸をするのを忘れるもんで
苦しくって「た・たちけて〜」と声にならない声をだしながら。

大変お世話になりました・・。

そんな声に、起こしちゃわないかとの私の心配をよそに、ごーごーいびきをかいて
朝まで熟睡だった相方さま、
「ベットの寝心地最高だったよ」って。愛されてるわね、ワタクシ。
まぁ幸い次の日午前中にはほぼ復活。夜には普通の食欲で、
妹オットには「よかったね、まぁぜんぜん心配してなかったけどね」って、
ここでも愛をありがとう。
そういうわけで穴はございましたが、自分で這い上がれるほどの穴でして、
全体をみれば、満足を超える妹家族滞在を締めくくるには
最高の一泊でございました。トラパパ、妹よありがとねーん。


ま・まだ遊び足りないのに眠気が〜・・・と
不本意につぶれた甥っ子。またおいでね。
byアンクルシャイシュ・おねーちゃん
サーメル・ダマーニ

2006.1.22

ここ最近またぐっと冷えて、先日は早朝2度。
空気が澄んで我が家から見る景色も鮮やか。
お隣の国オマーンの山が良く見えます。



右は朝日の昇る直前。ちょっと
わかりにくいですが、空が七色に色付いています。




妹家族来訪シリーズおまけ。

ちなみに、ジバンシーって
どないなブランドでしたっけ?



「私も持って帰って来た石鹸片付けてて気がついたんだけどさー」と妹。
こういう垢抜けた分野、婿殿達も含め一番強いのは、
おそらく私の弟に違いない、そんな私の家族です。