絵とか、文字とか、写真とか・・。その日の内容と気力に合わせて変化します。


2003.5.26


憧れ7年、(なんとなく)構想1年、製作開始から1週間、
長い月日を超えてようやくHPが完成。ハリウッドの大作に
ひけをとらない長い月日をかけてできたにもかかわらず、
出来上がってみたらこんなHPしかできなかった(涙)!

でもあたためてばっかりいてもしょうがないので、
人の目に触れさせることをついに決心。

ちょっとどきどき。

ほんとは日記形式で更新していこうとおもったけど、
製作にとりかかるまで時間がかかりすぎちゃったので、
たまったネタ帳の中身を先に片付けたい。。
ということで、web上アップ直前に「日記」から「エッセイ」に変更。

これからたまったネタ帳の中身を小出しにしていこうと思う。
どーんと出すと続かなくなりそうだし。。
写真もたまってるし、絵も載せたいし、やりたいことはいっぱい。
こつこつ更新がんばらねば。
でも、「毎日更新宣言」すると大変そうだな〜。
日記だって続かないのに。

2日毎っていうのはどうだろう。1週間毎とか。1ヶ月毎とか。1年・・
だめだ、これじゃHP公開とともに、見捨てられそうだな。。。

しかし、どういう風に書いたらいいんだろう??
話し掛け調に書いても誰も見てなかったら恥ずかしいし、
う〜ん、いろいろ要研究だな。

長〜い、そしてできれば厳しくも温かい目でおつきあいくださいますよう
おねがいいたします。。

2003.5.29


UAEと聞いてすぐピンとくるひとは、最近ずいぶん増えたんじゃないかと思います。
サッカーで知った人、競馬のワールドカップで知った人、
関空からの飛行機直行便スタートで知った人、
TVで知った人(最近よくとりあげられるらしい)などなど。

私がUAEを知ったのは約7年前(もうそんなになるのか・・)。
そのころは「どこ?」と聞かれるまえに「それ何?」とよく言われました。
私自信もよくわかっていなくて、母に「アラブ首長国連邦って言うんでしょ」
と言われ「あぁ、なるほど」と思ったくらい(でも場所も含めてよくわかってなかった)。

つい1年くらい前の話。
UAEにもっていく卒業証明書をもらいに高校へ。
でもこれがややこしくて、
証明書に校長のサインじゃなくて学校印が必要だったんです。
でも「そんなこと聞いたことない。前例がない。」と想像通りの反応。

夜には事務長から直々お電話が。また最初から説明です。


「・・というわけで、証明書をUAEの大使館にだすために
まず外務省の印鑑が必要なんです。
外務省は手書のサインの証明書は受け付けてくれないんですよ。」

「そんな話きいたことがない、
いままで出してきた証明書はみんな今までのもので問題なかった。」

「えぇ、わかります。私もはじめての経験です。
でもこのUAEの大使館に出す場合はその過程がないとだめなようなんです。」

「あ、そう。で、UAEはアメリカのどこにあるの?」

「・・・・・いえ、あの、そういう名前の国なんですけど。」

「あぁはいはい、UAEね。」

「・・・」

ーってこの事務長学校の先生やってたひとなんですけどね。
大使館って国単位で存在するものじゃないのー。


UAEよ、もっと知名度アップがんばらないとね。

2003.5.30


UAEと聞いて「うわっ暑そ。」と思う人は多いと思います。
(UAEが国であることを知っていて、
かつ場所が思い浮かぶ人の場合だけど。
名前の響きでそう思った人がいたらすばらしい想像力!)

はい、暑いですっ。

ここに来たのはUAEの初夏も初夏、「まだ夏とはいえない」時期。
ーと聞いてどのくらいの気温をおもいうかべるものなんでしょ。

日本を出発したのは、まだ木も葉をつけていない頃。
今ではすっかり敬遠されてしまった香港を超えてドバイへ到着。

成田って入国の荷物検査をうけたあと、曇りガラスを出ると
人がたくさん待っていて目の前には「おぉ〜お帰りー」とか
「いらっしゃ〜い」とか抱擁しながら(?)語り合うスペースが広がります。
(仮に「ようこそスペース」と名づけてみます。)

これ、今回のUAE移住前、去年経験したお話。

成田を想像して、そのつもりで荷物検査を終えて扉をあけると
(?たしか扉があったような)、目の前には廊下が。
「ま、この先に「ようこそスペース」があるんだろう」と
温度がほどよく調節されている大きな空港内を快適に闊歩してました。

しばらく歩くとその廊下はロープで仕切られた通路にかわり、
その左手には成田同様沢山の人が、いまかいまかと人を待っています。

まぁそのロープをくぐればその「ようこそスペース」なるものが
あるわけですが、なにもそこまでしなくても(私を待っているはずの
人の姿も見えなかったし)とそのまま通路にそって歩いていくと、
途中それることなくロープはそのまま私を外へ誘導。

「はい、さよ〜なら〜。ぽいっ」とドアもしまって元にはもどれない。

「え?出ちゃったの?あたし。」

ムア〜っとした高温、高湿度のなかに放り出されるわけです。
しかもその時は、運悪く待っているはずの人は道にまよって遅れて到着。
荷物も沢山あるし、きょろきょろすっかり挙動不審者の私。
(ここでは‘女性一人でうろうろ’はかなり目立ちます。)

結局しばらくうろうろした挙句、
そのすぐ近くに「ようこそスペース」への入り口を発見。
無事涼みながら人を待てました。

今回は、以前の経験を踏まえ、もし迎えが来ていなかったら
快適なようこそスペースで涼んでいようと思っていましたが、
相手も前回の経験を踏まえ、道に迷わず時間通りに到着。無事抱擁。
(空港についてはまた後日。)

で、気温の話に戻るわけですが
空港内(ばかでかい)の気温調節へささげられるエネルギーの心配を
心底してしまうほど暑かったです。
初夏の初夏でドバイの気温は32度(これに高い湿度が加わります。)
日本との気温差約20度。
夜10時くらいのお話。

ちなみに今は夏本場に「向けて」いるところ。
昨日はAl-Ain、午前10時で43度でした。
(気温のお話もまた後日)

2003.5.31


今日は気温の話の続きを書こうと思ったのですが、急遽変更。
今日って金環日食の日なんですね。

普段から天体に興味? ございません。
実はあるHPのBBSを覗いていたら金環日食があるという話から
このあたり湾岸諸国でも見れるんでしょうかね〜
という書き込みを発見。
イベントごと大好き人間はなももが見逃すわけがありません。

そういえば流星群の時は、職場の後輩と寝袋もって見にいったなぁ・・。
(流星群といえばーってあっちこっちに話題が飛びますが、
砂漠で見た流星群はそれは見事でした。後日また。

ネットで調べてみると、
今回は高緯度地方が中心で、北の北アイスランドで金環日食がみれるとか。
「そりゃ遠いなぁ・・」
と思っていたところ、
「部分日食がここでもみれるんだって」
と相方さまが情報を収集してきてくれました。

ひじょーに疑わしく思っていたのですが、
「時間は朝7時半くらいから8時半くらいまでらしいよ」
と言われ、ちらっと調べてみると
それはちょうどアイスランドで日食が起こっている時間。
(もしやこの情報はあなどれない?)
とイベント魂に火がつきました。

このあたりで天体に精通している人は「ぷぷぷっみれるわけないじゃん」と
笑っているかも・・と小心者はなももは
どきどきしながら書いているわけですが、実際はどうなんでしょう・・。

とりあえず見れるかも、見れるかも。。と期待半分で時々外に出ては、
さんさんとかがやく太陽を確認しながら今こうして書き込みをしています。

と、ここまで書いて相方さまからお電話が。

「どう?何か変化があった?」
「見てるけど、なんにもおこらないよ。」
「こっちもなんにもおこってないよ〜。」

ー相方さま、あなたはネタの神様?これ国際電話じゃないですよ。
私のいるところから車で5分くらいのところの職場から
電話をかけてきたわけです。どう考えてもこの会話はおかしい。。
あとでつっこんだら「いやいや5分も距離があるからちょっと違うかもよ」
と言ってましたけど。

電話をきって、ネットに戻ってきたんですが、
金環日食のライブ映像のサイトを発見。で、開いてみたら

「うわ〜。」

始まってました。まさに金のわっかができた瞬間でした。
これから1時間くらいかけて太陽はもとの形に戻るそうです。

で、ここUAEの太陽ですが、

何の変化もおこさずに、いつものように過ぎるほどに輝いています。

日食中のライブ映像を続けて見たかったのですが、
いいところで止めて相方さまが帰ってくるまで
とっておくことにしました。
当然あとからウェブに写真が載るのだろうと思いますが、
なんとなく「ライブ映像をとっておいた」というほうが
感動も伝わるような気がして。愛をかんじますでしょ?
こういうことでも幸せを感じられる安上がりな2人です。
(というかこの映像をどこかに保存てできないの?と
いろいろ試してみたけれどやはしよくわからず。
これしか方法がみつからなかったんですけどね。)

*なんども太陽を直視していたので目の前を2つの青い
丸がいったりきたりしています。