2005.4.12
ここ最近の出来事パート2(ふくろうの赤ちゃんのその後)

木の下に寄り添う4兄弟を見て、狐がおそってこないかと心配しましたが、
相方さま曰く「狐は夜にしか行動しないのね。夜だったらがぜん
ふくろうの親のほうが強い。きつねなんて心配ないよ」と。

その後の様子を見に行くのが随分遅れて17日後。
私達が近づくと飛び立って、200メートル程離れていると思われる木にとまって、
じーっとこちらを見ている親ふくろうがいつおそってくるかと
どきどきしながら木に近づいてみると、あら、木の下はからっぽ。
「まさか・・」と嫌〜なことを考えたりしましたが、
「毛も散ってないし、食べられたんじゃなくって移動したんだよ」と相方さま。
確かにちらばる数多くの骨は、ふくろうの子にしては小さく、
餌になったねずみのものでした。
でもな〜・・もしかしてな〜とその木の根元にたたずんでいた私。
ーと、
「いたよ〜ん」と相方さまの呼ぶ声が。

大きな足跡をみつけて、それを追っていったらいたんだそうで。

もともと居た場所の砂丘を挟んで反対側におりました。

影のできる茂った木(これって砂漠のあちこちになっていて、
アジサイのような花を咲かせます)
の根元に4きょうだい無事に勢ぞろい。

毛の色も随分と大人になって、警戒心もつき
近づくと「シーカッカッカッ」と威嚇音も出すように。
(動画をおみせできないのが残念)

足のつめもかなり立派になってふくろうらしくなっていました。

その次の日にはかわいいお客様も連れて経過観察に。


これはその2日後

遊びに来ていた私の伯父夫婦と訪れた1週間後には、羽の色が随分と美しく、
おとなのふくろうに成長していました。


羽を広げるとかなり大きい。
かろうじて飛べるかな・・といった感じで
まだ地を這うようではありましたが、飛び立つのも時間の問題・・と思っていた
その3日後、4きょうだいともいなくなっておりました。
そばに足跡もなく、まだそう遠くは飛べないかもしれませんが、
どうやら旅立ちをしたようです。

初めての発見からちょうど1ヶ月。
楽しい貴重な体験をありがとう〜!
またどこかで会おうねー(「やなこったいっ!」と揃って言っているに違いない)。